群馬県赤城山南麓の標高約500mに位置し、約100万m2の敷地と自然条件を活かした試験研究施設です。1964年(昭和39年)に農業技術の近代化を 進めるための実証試験の場として開設、1990年代からは電力中央研究所の総合的な実証試験場としての役割を担ってきました。
現在は需要地系統に関する試 験のほか、年間約30件ほどの研究テーマにもとづく試験が行われています。電気事業に関わるさまざまな実証試験を見学戴けます。

各実験設備
概要説明・見学　約90-120分(構内移動時間含む)、質疑応答随時

・需要地系統ハイブリッド実験設備
分散形電源の電気を良質で効率的に運用するための実験設備を紹介
・高性能電池実験棟
太陽光発電の出力安定化や電気自動車などに用いられる次世代の二次電池(充電可能な電池)の実験設備を紹介
・太陽光発電試験設備
大量に導入が期待される太陽電池の発電出力特性・性能劣化等を把握するための試験設備を紹介
・100万ボルト(UHV)送電試験設備
日本の最高送電電圧は50万ボルト。その3.7倍の電力輸送が可能な100万ボルト送電を検証した実験設備を紹介
・温熱環境測定用植物工場実験設備
ヒートポンプ(HP)の暖房・冷房・除湿など機能を効果的に利用するための植物工場実験設備を紹介
・植物実験用ガス接触温室
大気中オゾンや二酸化炭素などガス状物質の濃度・種類を変え農作物・樹木への影響を調べる温室実験設備を紹介
・木質ペレット関連設備
松枯れ対策として有効な木質ペレット(バイオマス燃料)を製造する工程を紹介。また、石炭火力発電所での混焼用燃料として木質ペレットを利用するための貯蔵安全性を評価する実験設備等も紹介

・パンフレット（一般向け）
・ビデオ（一般向け）
・その他（実験設備）

一部不可